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4月 岳南朝日新聞母力コラム掲載されました

毎月第2木曜日は、岳南朝日新聞の母力コラム「母に必要なチカラって何だろう」の掲載日です。
今月のタイトルは「切れ目のない支援を目指して」です。

【ひっくるめてひとつにまとめる】
この春、転勤、入園・入学、転居など環境が新しく変化する家庭も多いことと思います。
こうした時に、細々とした手続きや作業に頭を悩まされ、ストレスを感じる方もいるのではないでしょうか?電話やインターネットで確認先は何か所にもわたり、その後足を運び手続きをする先も数か所。過去に引っ越しの経験が2回ある私ですが、「何とかまとめてもっと簡単に手続きを終わらせる方法はないものか?」と思ったものです。
この「まとめて」という言葉を行政的に言い換えると「包括」となるでしょうか。
「包括」を辞書で調べると「ひっくるめて一つにまとめること」とあります。富士宮市でもこの4月から子育て世代の事をひっくるめて一つにまとめて対応する機関、が誕生します。

【子育て世代包括支援センター】
富士宮市の2月市長定例記者会見及び平成30年度施政方針によると、平成30年度4月より、子ども未来課と健康増進課(保健センター)に「子育て世代包括支援センター」が開設され、妊娠・出産・子育てに関する専門の相談員を配置したり、産後間もない母親のために産婦健康診査事業も開始されるとのこと。これらは全て、妊娠・出産・子育てを切れ目なく支援していくことが目的です。まるで引っ越しの各種手続きのように窓口が別々になっていた各種支援を、国の方針として「ひっくるめて一つにまとめて対応する」ことが全国的に大きなうねりとなって拡がりをみせていくことになりそうです。
そうすることで母親や父親の不安や負担を少なくし、必要な支援を早く察知し然るべきタイミングで届けることが期待されます。
その中で、私達母力向上委員会も包括支援センターと連携をしながら、妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援の担い手として民間団体の強みを活かしていきたいと思っています。

【母力的な包括支援】
これまでわたし達も妊婦さんから0歳~入園前くらいのお子さんを育てているお母さん達を中心に講座やイベントの開催、情報発信を行ってきました。そして、その運営には妊婦さんから小学生のお子さんを育てているお母さん達が主体的に関わってくれています。
わたし達の特徴としてマタニティ講座に参加してくれていた女性が、出産してお母さんになり、子育てをしながら講座に参加し仲間を見つけ、その仲間とともに母力の活動を支える一人になっていくという流れがあります。関わってくれるお母さん達が持っている資格や特技、子育てや日々の暮らしの中で見つけた情報などが、不安感や孤独感を抱えているお母さんを笑顔にしていきます。専門家による支援はもちろん必要なのですが、お母さんと同じ立場、或いは少し先を歩いている先輩お母さんとのコミュニケーションがお母さん達にとっては気づきとなったり、励ましとなったり、ロールモデルとなったりして、次の行動へと結び付けていきます。
少し動くことができるようになったお母さん達がそのスキルを活かして地域のお母さん達や市外の方に情報を発信していく事業がハハラッチ事業です。ハハラッチのお母さん記者が書いた記事をみて、その場へ足を運ぶきっかけになっているとの声もたくさん寄せられています。
更に、ベビーステーション事業では「あってよかった あえてよかった」をコンセプトに柱の一つである「みんなで子育て みんなが仲間」という思いを届けながら、社会全体で子育てをしていくために今年度も新たな展開をしていきます。
このように、行政、企業と一丸となって最も身近な存在として子育て世代を応援していくことがわたし達の得意とする包括的な支援というわけです。

【一緒に包括の輪の中へ】
この4月よりハハラッチの3期生の募集が開始となりました。また、毎年夏に開催してきた子育て世代応援イベント「ファミリーめっせ2018~Thank You Party~」も一緒に運営に関わってくれる実行委員や様々なボランティアを募集しています。更には富士宮ベビーステーション事業でも一緒に盛り上げてくれるママスタッフを募集開始となりました。子育て中でも何かできることをしてみたい方。出来る人が出来ることから関わるスタイルの活動です。詳細はNPO法人母力向上委員会ホームページよりご確認ください。(https://haharyoku.com/)一緒に挑戦していただける方は是非ご連絡ください。母力的な包括支援の輪の中に入ってともに活動する仲間となっていただけたら幸いです。

文責:NPO法人母力向上委員会代表 塩川祐子