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岳南朝日新聞5月コラム掲載されました

毎月第2木曜日は、岳南朝日新聞の母力コラム「母に必要なチカラって何だろう」の掲載日です。
今月のタイトルは「心と身体の産後サポート」です。

【産後のヒダチ】

こんな言葉を聞いたことはありませんか?
「産後のヒダチが良かったのね。」「そんなことしていると産後のヒダチが悪くなるよ。」
その言葉を初めて聞いた時、「ヒダチ」の意味が分からず?マークが浮かんでいたことを思い出します。

「ヒダチ」という言葉は正式には「肥立ち」と書きます。
言葉の意味には①日を追って成長すること ②日を追って病気や体の調子がよくなること。があるようです。
①は赤ちゃんに。②は病気の人や産後に用いられることがあるようですが、
産後体力をつけて肥え太るという意味で、これまで「産後の肥立ち」として主に使われてきました。

ほとんどの女性が出産するまでに約10か月かけてお腹の中で赤ちゃんを育てていきます。
赤ちゃんを育てるため、出産するため、産後赤ちゃんを育てるために体は大小様々な変化をします。
この産後の身体が妊娠前の正常な状態に戻ろうとする過程を「産後の肥立ち」といっているのです。

 

【産後はいつまで?】

産後の肥立ちとは産後どのくらいの期間をさすのでしょう?
「入院中」くらいのイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
出産後の子宮が妊娠前の大きさに戻る、だいたい6週から8週くらいの期間といわれています。

厚生労働省の「産前産後サポート事業・産後ケア事業ガイドライン」によると母子手帳の交付を受けたのち、
概ね産後4か月くらいまでを事業の対象期間と設定してあります。
また、各地域のニーズに合わせて検討可能ということですが、
産後のケアサポート事業を提供している民間団体の中には
出産後1年くらいまでを「産後」と捉えることもあります。

母力向上委員会では、出産したことによる心や体、暮らしなど様々な影響に対しては、
産後何年であっても必要とするケアを受けられることが理想であると考えています。

 

【産前産後を健やかに】

妊娠中は出産準備や赤ちゃんを迎える楽しみでワクワクしたり、
「陣痛に耐えることができるのか?」など出産の時のことを想像して不安を感じたりします。
どのように妊娠期を過ごし、どのように出産を乗り切るかについて考えることはもちろん大切です。
でも、もう1つ、どのように産後を過ごすかについてを妊娠期から考えることは、
産後を健やかに過ごすためにとても大切なことなのです。

産後の肥立ちをよくするために①赤ちゃんと一緒によく休む②十分な栄養をとる
③家事や買い物は頼れる人やサービスを頼る④ストレスをため込まないことが大切です。
そしてその環境をどのように整えるかも大事なことです。
家族の理解と協力が必要になります。家族だけでは環境が整わない場合には、
宿泊型の産後ケアを利用したり、家事代行サービスを利用することも選択肢としてはあるでしょう。
私はご近所さんやママ友たちにも産後を支えてもらい乗り切ってきました。

 

【母力的産前産後サポート】

母力向上委員会では、妊娠期から産後までを考えることができるようにマタニティ講座を開催します。
また、産後1ヶ月頃から参加可能な座談会や、0歳児のお母さんのための講座も開催しています。
赤ちゃんを産んで、赤ちゃんの1日1日の成長とともに、お母さんも1日1日と体を回復させ、
1つ1つ実践しながらゆつくりとお母さんになっていきます。
私たちはそんなお母さんになっていく歩みを、少し先を歩く先輩お母さんが話を聞いたり、
情報を伝えたり、仲間と出逢う場をつくったり、
一緒に寄り添いながら応援出来る存在でありたいと考えています。
現在5月6月の講座参加を受付中です。仲間と一緒に産前産後を健やかに過ごすヒントを見つけに来て下さい。

【0歳児の母を楽しむスキルアップ講座
5月17日(木)24日(木)31日(木)10:00~12:00
参加費各回1,000円 会場:さぁどぷれいすSAN】

【MaternityFriends~~2人目からのお産と産後
6月6日(水)10:00~12:00
参加費500円 会場:さぁどぷれいすSAN】

お申込みお問い合わせ、詳細はNPO母力向上委員会へ。

(文責:代表理事塩川祐子)