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岳南朝日新聞1月掲載されました

毎月第2木曜日に「母に必要なチカラって何だろう」が掲載日されます。
子育て中のお母さんたちのリアルな声をお伝えしていくので、ぜひご覧ください。

1月のタイトルは「三人育児と、働くこと ~子どもの成長、私の成長~」です。

【3人目という転機】
私が小さいころから想像していた家族像は、自分が2人姉妹だったこともあり“子ども2人の4人家族”。そんな私が3人目を強く望んだのは、2人目(長男)出産の直後に「出産がこれで最後なんて惜しい」と漠然と思ったことと、長男が動き出し長女と遊んでいる様子を見た時に「ここにもう1人いたら絶対もっと面白いだろうな!」と強く思った時でした。ありがたい事に3人目を授かることができました。3人目の育児が始まり、通っていた支援センターの先生から「3人目の子育ては楽しいよ!」と言われました。何もかも初めてで余裕のない1人目の子育て、上の子がいる中でのあわただしい2人目の子育て、そんな状況にもなんとか慣れた中での3人目の子育て。当時専業主婦だった私は「確かにそうなるのかも」と思ったのですが、3人目子育ては想像しなかった方向へ動き出しました。

 

【ママ、働いて!】

当時、認定こども園の年少組へ通っていた長女が、帰宅早々「今日園の中を探検したの!離乳食も作ってくれる給食室があって、赤ちゃんはミルクも作ってくれるんだって!だから〇〇(次男)も□□(長男)も行けるよ!私が見るから、ママ、働いて!」。長女の突然の言葉にびっくり。楽しい園生活、でもママと弟2人は毎日おうち。1人でバスに乗っていく長女はどこか寂しかったのかもしれません。以前から長女は「園にはね、赤ちゃんも来てるよ」「弟たちはこども園行かないの?」と言っていたのですが、私が「年少さんより小さい子がこども園に行くにはママもお仕事してないとだめなの。〇〇(次男)はまだ小さいし、離乳食とかミルクとか困るでしょ?」と伝えていました。そのため、(それらを解決して弟たちが通えないかと)園を自分の目で確かめてきたのです。

「次男が年少に上がるまでは専業主婦かな」と考えていた私は悩みました。4月から入園するとしたら、次男は6か月でやっとお座りができるかどうかの時期。そんなに早くから子どもを預ける?でも人見知りが始まる前の方がいいのか?いや、そもそも私は働けるのか?3人育児で大変なのに仕事まで!?様々な想いがよぎりましたが、「でも、これもタイミングなのかも」「ダメだったらまた考えればいいや」と、おもいきって園の申込みや就活を始めました。すると、幸い2人とも子ども園に通えることとなり、仕事も見つかったのです。

 

【園の支えと子どもの成長と】

仕事を始めて1~2年はドタバタでした。園に着いたら、肝心の次男の荷物が家に総忘れ!戻ったら仕事に遅刻…焦る私に先生は「大丈夫!本人さえいれば何とかなるから!」と。先生方の優しさに何度も救われました。子どもの気分が乗らず「行きたくなーい!」という時にも、「わかるよ!先生たちも休みたいよ―。疲れちゃったら先生のお部屋においで。」と、気持ちに寄り添ってくれたので、安心して仕事に行けました。

子どもたちにも助けられました。長女や長男の園で使う準備物を忘れることもしばしば。今日が何曜日で何があるのか、3人分のスケジュールはなかなか覚えきれません。そんな時も長女は「ママ、大丈夫だよ!先生に忘れましたって言えば何とかなるから」と。そして徐々に、家を出る前に自分から予定を伝えてくれたり、自分で荷物を支度したり。今では長男も、長女と同様に成長してきて頼もしい限りです。ありがとう、子どもたち。

 

【私にとって働くことは】

私にとって仕事は「母」という着ぐるみを脱ぎ、一つのことに集中できる場となりました。家では何をするにも「ママ―!」と呼び止められ、トイレすらゆっくり行けない毎日。集中できる「仕事」という場所は本当にありがたいと感じます。ただ、仕事に家庭にバリバリ…という夢描いたワーママ像とは程遠く、3年経った今でも、家事は手を抜き、裁縫は旦那に頼り、ほぼ毎日子どもと寝落ちという日々ですが、家族・親族・子ども園・職場・そして私に居場所を与えてくれた母力のおかげで今日も元気にやっています。

先日、小学生になった長女が「ママは何で働くの?働いていなければ毎日家でアイス食べられるのに」と。「あなたがママ働いてって言ったんだよ」と伝えると、「言わなきゃよかった~」と (笑)。長女よ、残念ですが母は仕事はやめません!あなたたちといる時間も好きですが、仕事に集中できる時間の楽しさも知ってしまったのです。3人育児+仕事をやってみたら、今ではやってみたい仕事もでき、夢に向かってまっしぐらなのです!

文責:遠藤 綾